【 《ウィリアムモリス/いちご泥棒》シルバー製 ガーネット エナメルブローチ兼ペンダントトップ 】
「いちご泥棒」は1883年にインディゴ抜染に赤や黄色といった藍色以外の色を取り入れたテキスタイルで、完成のためには各色を個別に染め、刷り、抜くという高度な技術と長い日数が必要とされました。
その甲斐あって、人気の高いパターンの一つとなり、現在に至るまでその人気を誇り続けています。
いちご泥棒のパターンの要となるいちご部分と鳥の部分にそれぞれ色にこだわったエナメルを、背景には深いブルーのエナメルを施し、一石留められたガーネットのカボションいちごがアクセントとなった作品です。
いちごの色にこだわり、かわいらしい赤と透明感が出るように不透明と透明のエナメルを2層に重ね、また鳥の部分には淡いベージュカラーのきらめきのあるエナメルを施し、光を映すたびにきらめくように作成いたしました。
いちごがきれいにみえるようなブルーを作成しご用意しました。
品の良い藍色の中に浮き出てくるのは、繊細に段差をつけて作られた地金のモチーフ模様です。
エナメルの入った鳥、ガーネットの留まったいちご、繊細な小花にはそれぞれ3段階で段差をつけており、天然石・エナメル・地金の小花がそれぞれ美しく引き立つよう計算されて作られています。
- 素材
- シルバー(いぶし銀仕上げ)
- 石種
- ガーネット1石0.16ct
- サイズ
- 約27×19mm
- 重量
- 約5g
- その他
- エナメル
- 留具:風車式(ブローチ)